2015年5月28日木曜日

【ニコ生のお知らせ】 2015年5月29日、金曜日やります!

その昔、ある村に「狼中年」がいました。
狼中年はいつもいつも嘘ばかりついていたので、
やが村人は誰も狼中年のことを信用しなくなりました。

そんなある日のこと、狼中年が村で叫んだのです。

「ニコ生やるよ! ニコ生やるよ!」

もちろん村人はただ一人として狼中年の言うことを信じませんでした。
悲しいかな狼中年はたった一人でニコ生をやりましたとさ……

とかね。

さて、真面目に行きましょう!
明日金曜日、5月29日、
不肖・高橋、ニコ生2連発行かせていただきます!

まずは!
17時30分より……




今回はちょっと真面目ですよ!
前回、Intelさんの新しいSSDを生でテストしたところ好評いただきまいたので、
今回はMSIさんの最新マザーボード、「Z97A GAMING 6」行かせていただきます!
なんといってもこのマザーボード、USB3.1のType-Cポートを搭載しております。
まだまだデバイスが出揃っていないUSB3.1ですが、
さっそく触ってみましょう。
もちろんプラスαでご紹介する情報もあります!



次に!
22時ジャストより……

高橋敏也ちゃんねる
「改造バカ高橋敏也の部屋 その3」
Powered by GeForce Garage


「改造バカ高橋敏也の部屋」第3回目を
NVIDIA GeForce Garageのスポンサードで放送します。

今回はゲストとして……

「伝説の秋葉原自作PC職人」、
「PCパーツプロデューサー」、
「通称Mさん」、

さまざまな二つ名を持つ、森田健介さんをゲストにお迎えしてお届けします。
自作PCの話はもちろんですが、クルマの話、艦これの話、
オールドCPUの話などもしていき
たいと思っています。
どうぞご期待ください!

ちなみに森田さん、何やら自作マシンを持ってきてくれるらしいです。

では明日、お会いしましょう!



高橋敏也(COMPUTEX TAIPEIどうすっぺと思い悩む暇も無し)

2015年5月15日金曜日

【緊急告知】なんかそんなのばっかり!

【緊急告知】と言えば、そこはそれ、
ニコ生でございます!

まずはすでに生放送しちゃったもの(涙)。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv220872244
話題のIntel 新SSD 750の400GBを2台用意して、
シングルでベンチ、Win10のソフトRAID0でベンチをしています。
ご興味のある方はぜひどうぞ!


なお、告知に関しての詳細は近日中に必ずお届けします。

で、次。

今晩もう1本、ニコ生やります!


【タイトル】
高橋敏也ちゃんねる-「改造バカ高橋敏也の部屋 その2」Powered by GeForce Garage

【概要】
お待たせしました! 「改造バカ高橋敏也の部屋」その第2回目を生放送します。今回は
ゲストとしてゲーマーでありゲームイベントディレクターでもある花山 慎一さんをお迎え
してお届けします。新機材を導入したこともあって、またどんなハプニングが起こるか、
高橋自身ドキドキではありますが、どうぞご期待ください!

【URL】

ということでゲスト様をお呼びして、豪華にやろうと思っております!

以上、取り急ぎご報告まで!

(すいません、まだ準備中なんです)
(もう少し準備にかかりそうで……)
(間に合うのか、自分でも不安……)



高橋敏也(もうダメかも知らんね……いろいろと(号泣))

2015年5月6日水曜日

HDDブッ飛んだ始末記(とりあえずラスト)バックアップ考

「転ばぬ先のバックアップ」
「ブッ飛ぶ前にバックアップ」
「鬼の居ぬ間にバックアップ」

まあ最後のはどうでもいいとして、バックアップは重要です。
データというのは簡単完璧に複製できますが、
一つしかない物が失われて復元できないとなると、
永遠に取り戻せないものだからです。
だからこそバックアップと称して、複製をいくつか持つ訳です。

記録メディアが限定されていたり、高価だった昔はいざ知らず、
今現在なら、

・重要なデータは2つ以上のバックアップを作り、さらにネットストレージにアップ

といったあたりが基本でしょうか?
例えばいつも使っているHDDやSSDにある元データ。
まずは同じマシンの中のストレージにバックアップします。
さらに外付けHDDかUSBメモリにバックアップ。
さらにクラウドやNASなどにアップします。
まあ、これでほぼ完璧でしょう。

ですがここで気をつけたいことが一つ。

「あなたの作ったバックアップは、いざという時、ちゃんと読めますか?」

ということです。
これはバックアップを一つしか作っていなかった知人の悲劇なのですが……。
ある日のこと、いつも使っているマシンが起動せず、
もちろん中にある重要なデータにもアクセスできなくなりました。
(後日、私が調べたら電源が完全に死んでました)
ですが友人慌てません。
なぜなら彼は普段からUSBメモリに重要なファイルをバックアップしていたからです。
悠然と会社で使っているノートを取り出し、
そこにバックアップ用USBメモリを差し込み……はい、ここで真っ青になりました。
なんとそのUSBメモリが認識されないからです。

差した時に壊れたのか、いつ壊れたのか?
こちらも後で私が調べてみましたが、完全にアクセス不能でした。
慌てた友人は起動しなくなったマシンを我が家に持ち込み、
私がマシン内部からHDDを取り出して外付け、データを吸い出しました。

そうなんです、バックアップをいくら取っていても、いざという時、
それらが使えないとなんの意味も無いのです。

別の話を一つ。
これは杉並区在住のライター歴だけは長い自称テクニカルライター、Tさんの話です。
Tさん、一応プロということで、常にバックアップには気を使っています。
重要データはもちろんですが、システムボリュームも丸ごとバックアップ。
基本的には何があっても普段の仕事環境を復旧できるようにしていました。
いや、当人はそのつもりだったのです。
ところが、ところが。

ある日のこと、システムドライブがクラッシュし、再起不能となりました。
Tさん、慌てず騒がず、バックアップからシステムをリストアしようとします。
と、こ、ろ、がっ!
頼りにしていたボリュームバックアップが壊れていたのです!

Tさんが使っていたツールは、増分を記録していくタイプで、
最初にフルでイメージを作った後は、増えた分だけバックアップします。
要するにまあ、その最初のフルイメージが壊れていて、
それを調べたり通知する機能が、そのツールには無かったということですね。

一応Tさんの名誉のために言っておきますと、システムドライブのイメージは、
月に何度か外部ストレージにもイメージをバックアップしていました。
そのお陰でなんとか「数日前のシステム」は復旧できたのです。

・バックアップは複数箇所に、異なる方式でバックアップする
・バックアップされたデータがちゃんと使えるか、定期的にチェックする

この2つが重要ということですね。

私も場合、致命的なミスは今まで2~3回ほどしか無く、
そのうちの1回は「どうでもいいデータだけど無くなると落ち込む」程度のものでしたから、
まあ幸運だったと言えるかも知れません。
お陰様でざっと「今現在使っているHDD」の中を漁ったら、
一番古いデータファイルのタイムスタンプは「1987年」でしたwww

バックアップに関しては、さらにいろいろ言いたいこともあるのですが、
それはまた別の機会に譲りましょう。

という訳でゴールデンウィーク中、ただの一度も杉並区を出ずに終わりそうな高橋でした。



高橋敏也(なんか休んで仕事して酒飲んで終わりそうなGWの予感)

2015年5月1日金曜日

HDDブッ飛んだ始末記(2)

前回までのあらすじ。

「怪盗Xを追跡する先川原探偵の前に立ちはだかる謎の男、
男は先川原探偵に向かって驚愕の真実を告げる。
“私はお前の父なのだ……”
混乱する先川原探偵の運命やいかにっ!」

先川原探偵なんて知らねーし。

という訳で前回、2台の4TB HDDで組んだRAID1アレイの1台が、
ものの見事にブッ飛んだというお話をしました。
もちろんメンバーの2台は同じメーカー、モデル、そしてロットです。

本来なら同容量、出来れば同じモデルのHDDを持ってきて、
障害が発生したものと交換すればOK。
インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジーさんがリビルドしてくれます。

ちなみに障害が出たHDDはWDの緑。いやー、ここが甘かった。
WDの緑はいいHDDなのですが、私のようにフルタイムで
なおかつアクセスも過酷な使い方をする場合は、赤を選ぶべきでした。
たまたま緑が手元にあったんですねー、それだけの理由で選んでしまいました。

WDの4TB緑ですから、同じ物は容易に入手できます。
ですが不肖・高橋、考えました。

「そうだ、これを機会に2台とも入れ替えてしまおう!」

はい、中距離走がマラソンに変更された瞬間ですね。

そうと決まれば善は急げ、というかHDDトラブルへの対処はスピーディに!
障害が発生した1台は無視して、まず外部ディスクにバックアップを取ります。
この時、出来ればファイル、フォルダ単位のベーシックなバックアップと、
ボリューム丸ごとのバックアップ、2つのバックアップを作成しましょう。
さらに念のため、超重要ファイルはクラウドにも放り込んでおきます。

バックアップが終わったら、いよいよHDDの交換です。
まずはアレイの状態を解除して、2台の普通のHDDに戻してやります。
これで1台は障害の発生したHDD、もう1台はアレイのバックアップという状態になります。

ここで新しいHDD2台が登場! 今度はHGSTの4TB、Deskstar NASにしてみました。
使った人間の話によればパフォーマンスも信頼性も良好とのこと。
WDの赤、もしくは黒という考えもあったのですが、今回はHGSTにチャレンジ。




取り外したHDDの代わりに新しいHDDを入れてさっそくマシンを起動、
サクッと再びRAID1アレイをこさえてしまいます。
データがまったく入っていない新規の状態ですから、ささっと出来上がるはずです。

で、完成したアレイにバックアップしてあったデータを流し込んで作業終了です。
外部ディスクがUSB3.0だったり、eSATAだったりすると、かなりスピーディに
作業が進みます。正直な話、USB2.0だと地獄の釜の蓋が開きます。

今回はブッ飛んだのがデータドライブということで、システムが関係無かったというのが、
不幸中の幸いでした。システムドライブとなると、もっともっと慎重に作業する
必要があるからです。

ちなみに障害が発生したHDDは五寸釘を打ち込んで物理破壊してから処分、
アレイのバックアップとなった使えるHDDは、しばらくの間、そのまま保管します。

さて、今回の作業の中で一番危なかった期間というのは、

「2台のうち1台に障害が発生し、バックアップが無い状態」

の時です。
実は私の場合、データドライブの中の重要なデータは、
日々別ドライブに自動でバックアップし、さらに常にクラウドに入れている状態です。
なので仮に「アレイが全滅」しても問題はありませんでした。

とまあ、HDDがブッ飛んでも、

●きちんと2重以上のバックアップがあって
●障害発生時への対応を決めてあれば

慌てることはありません。ちょっとだけ、ちょーっとだけうんざりするほど
時間がかかるだけです(容量による)。

という訳で次回で始末記は終わりですが、最後にバックアップについて
考えてみましょう。



高橋敏也(こうしてHDDの山が出来ていくのだなあと実感)