2015年4月28日火曜日

HDDブッ飛んだ始末記(1)

仙台のイベントにお集まりいただいた皆さん、
本当にありがとうございました。
今回の旅ではライターKさんの宿泊先で水漏れがあり、
編集Sさんが風邪をひいていたり、
トーク前に入った定食屋さんの盛り付けがデフォ大盛りだったり、
それぐらいしかトラブルがなく、大変いいイベントとなりました。
TWOTOP仙台店の皆さんにも大変お世話になりました。
感謝感激、雨あられでございます。

さて、そんなイベントに旅立つ数日前、我が家で悲劇がありました。
データドライブとして使っているHDDが1台、天に召されたのです。
それはとても穏やかで静かな別れでした。
なんといっても私がその事実を知ったのは、

「インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー」さんに教えてもらったから

というぐらい、静かなものでした。
そう、私の環境だとDとなっているデータドライブ、
2台のHDDでRAID1、ミラーリングを組んであったんですね。
なので1台停止したため、アラートが出て気がついたということです。

ちなみにこのトラブルが発生する以前は、私の環境、こんなでした。

Cドライブ システム 240GB SSD2台でRAID0 スピード重視
Dドライブ 重要データ 4TB HDD2台でRAID1 安全性重質
Eドライブ どうでもいいデータ 4TB HDD1台そのまま 割とどうでもいい
Hドライブ デイリーバックアップ専用 4TB HDD1台そのまま 

Eドライブは本当に「無くなってもいい」データと、
TVチューナーカードの録画データしか入っていません。
で、TV録画環境をPCの外に出したため、ほとんど使わなくなってしまったんですね。
なのでトラブル発生前にはEドライブを外していました。
結果、トラブル発生時の状況は以下の通り、

Cドライブ 240GB SSD2台 RAID0
Dドライブ 4TB HDD2台 RAID1
Hドライブ 4TB HDD1台 そのまま

で、DドライブのRAID1を構成する4TB HDD2台のうち1台がお亡くなりになった訳です。
もちろんこれは想定の範囲内、だからこそRAID1な訳です。
まあ、RAID1を構成する2台、両方がほぼ同時に飛ばれると、
対処は不可能なんですが。

さて、ツールに教えてもらった不具合、重要データが入っていますから、
放置することはできません。
さっそく対応に入ります。

2台のRAID1で1台が飛んだ場合は、トラブルの発生したドライブを
新しいものに交換してやれば、後はツールがせっせと復旧作業をやってくれます。
なので2台同時に飛ばない限り、まあ問題は無いということです。

ですが「心の問題」は話が別です。
私のように繊細で神経質な中年男性は、まずRAID1を組む際には、
「同じメーカー、モデル、ロットの製品」を使います。
でもってそのうちの1台が飛んだとなると、残る1台をそのまま使い続けるというのは、
どうにも気になって仕方がないのです。

そこで高橋、画策します。

「そうだ、RAID1を構成する2台、両方とも交換してしまおう」と。

もちろんここから長い旅が始まる訳です。



高橋敏也(あ、重要データはクラウドにも入っていますので心配ありません)